用途から選ぶ - フレキソ
ロールセルを測ることで、印刷・塗工工程を数値で管理
3Dロールセル測定=3DQCは、アニロックスロールおよびセルロールの微細三次元形状を非接触方式で測定する装置です。セル容積、深度、セル形状、摩耗状態、損傷の有無などを定量的に解析・評価します。フレキソ・段ボール印刷工程、ならびにコーティング・塗工工程におけるロールの維持管理および品質の最適化に寄与します。
01|フレキソ・段ボール印刷
印刷品質を左右するアニロックスを、セル体積から管理
フレキソ印刷におけるアニロックスロールは、インキ供給量を決定する要のパーツです。しかし、仕様書にある「公称セル体積」と、実際の現場における「有効セル体積」のインキ転移量には乖離が生じます。
長年の使用や洗浄、セルの目詰まり、摩耗、傷によって、セルの状態は刻々と変化するためです。
つまり、重要なのは「そのロールが本来何cc/m²の仕様か」ではなく、「今この瞬間に、どれだけのセル体積を維持できているか」を正確に把握することとなります。
こんな課題はありませんか?
① 印刷濃度が安定しない
同じ印刷条件でも色濃度にばらつきが発生
② アニロックスを洗浄しても効果が分からない
外観はきれいが、本当にセル内部まで洗浄できているか判断できない
③ ロール交換時期を判断しにくい
使用年数や経験によるアナログ判断が中心になっている
④ 同じ仕様のロールなのに印刷結果が違う
公称線数・セル容積が同じでも実際のセル状態が異なる
⑤ 印刷不良の原因究明に時間がかかる
インキ、版、印圧、アニロックスなど複数の原因候補の切り分け
⑥ アニロックスの状態を履歴管理できていない
「前回と比較してセル容積が何%変化したか」が分からない
アニロックスを「3D測定」するだけではなく、セル容積を「管理」
実際のインキ保持・転写能力を把握
詰まり・摩耗状態の評価線数ロール仕様の確認
セル構造の確認
摩耗・変形・彫刻状態の評価
欠損等の異常確認
セル内部を立体的に可視化
任意位置の深さ・形状評価
測定から一歩先へ。アニロックス品質を統合管理するQCシステム
測定結果を、一回限りのデータで終わらせない - MicroScan3
初期状態(新品時)のセル容積値をベンチマークとして登録し、運用・洗浄後の経時測定データと比較分析します。各ロールの状態変化を履歴として一元管理することにより、適切な洗浄・保守・更新時期の決定における客観的な評価指標となります。
段ボール印刷のアニロックス管理にも活用
多数のアニロックスロールを使用する段ボール印刷工程において、定期的な実効セル体積測定の導入をご提案します。セル詰まりや摩耗による容積変化を数値化して管理することで、印刷品質の安定化(歩留まり向上)と、データに基づく効率的なロールメンテナンス(保全コストの最適化)を同時に実現できます。
対象用途:
段ボール印刷|紙器|軟包装フレキソ|ラベル|水性フレキソ
この用途では、どちらのモデルを選ぶ?
3DQC Veritas
現場での日常的なアニロックスQCに
- ポータブル
- ロール上で直接測定
- 高速測定
- 印刷会社・コンバーター
- 定期検査、洗浄前後比較
→ この市場では基本的な第一提案
3DQC Classic
幅広いセル仕様・専門的な測定に
- 多様なセル仕様
- より広い倍率選択
- アニロックスメーカー
- ロールサービス会社
- 専門品質保証
→ 必要な測定レンジによって選択
2ターゲット市場での比較表
| 市場比較 | 主な管理 対象 |
管理したい 作業 |
最重要 測定値 |
主な問題 | 品質への 目的 |
洗浄評価 | 経時管理 | MicroScan3 | Veritas | Classic |
| フレキソ・段ボール印刷 | アニロックス ロール |
インキ転写 | セル容積 | 詰まり・摩耗・損傷 | 印刷・ 品質安定 |
◎ | ◎ | ◎ | 第一提案 | セル仕様 で選択 |
| コーティング・塗工 | セル・転写 ロール |
塗工液転写 | セル容積 | 詰まり・摩耗・容積変化 | 塗布量・ 工程安定 |
◎ | ◎ | ◎ | 専門 広範囲用途 |
セル仕様 で選択 |